自分と向き合いながら
船槻 さやか (ふなつき・さやか/スタッフ)
News Letter#19/2008.05.01より
|
●フォロに出会った経緯
私がフォロとであったのは3年前の夏です。大学の先生に「学校とはまったくちがう場所を見てみたい」といったところ紹介してもらったのがきっかけでした。身近に不登校状態の人たちがいたこともありマイナスのイメージはありませんでしたが、ここにいる人たちは、私よりずっと年少の人であろうと、自分の思いをしっかり人に伝えるのだということにびっくりした記憶があります。真剣に自分と向き合うことを大事にしていて、そしてそれを受けとめられているんだろう、とりつくろうことに意味はないし、自分もそんなふうになれたらいいと思いました。
●ここにいて楽しいこと
フォロは子ども大人含めいろんな人が来ます。私には、出会ってすぐに仲良くなった人や、まだ話したことのない人もいれば、3年たって初めてふつうに会話できるようになった人もいたりします。言葉を交わすよりも、いつもいっしょに何かをして過ごしたという人とも出会いました。私や相手にとって、そんなペースが自然だったんだろうし、これが人づきあいなんだろうなと感じています。そういってしまうと自分はどれだけ無理に関係を作ってきたんだと考えてしまいますが、不自然なものは多かったなと思います。誰かといっしょにいなきゃと無理をしていたけど、それはちがった。信じられるものを少しずつ積み重ねることが大事なんだろうなと最近感じています。悩むこともあるけどなんだか楽しいことです。
●自分のこと
「どんなことにも正解が必ずあって、それに向かって一生懸命に進めばいい、正解から外れる自分は努力と辛抱で方向修正しないといけない、苦痛は未来のためにガマンすべき」
こう教えてくれるものは周りにけっこうあって、私も信じて大きくなりました。道は1本で、真面目にこなしていれば大丈夫、けど正体不明の不満や不安がいつもどこかにあって、イライラしていたように思います。“安心な暮らしの王道”は葛藤なくとても楽ちんでしたが、実態のない“安心”でもありました。そして自分が1人で歩かねばならない年になって、自分にとって何がいいのかを判断できていない自分に気づいたときに、愕然としました。そこでやっと自分の思いと正面から向き合いだしたように思います。
●これからのこと
フォロにいると自分自身を問われているような気持ちになります。言葉にならずにそのままにしていたものをもう一度確かめているような、組み直しているような、本当にそれでいいの? という思いや…うまく言えないですが、日々フォロで過ごす中でみんなからそのためのヒントをもらっている気がしています。私はもう少しここにいて、いろんなことをやっていたい。誰でも自分の思いを大切に重ねてほしいと願っています。その上で本気でぶつかったり共感したい。
いたらないとこだらけ、ゆれている私ですが、これからもどうぞよろしくお願いします。
|
|
ボランティア、スタッフの声から...
|
|
|
|
|