「学び」にはいろんなジャンルがある

 
 
匿名(15歳)
 News Letter#05/2003.08.21より

 私は、「学校に行かないのならフォロに通ったらよい。フォロに行っているのなら、学校に行かなくてもよい」とは考えておりません。私はフォロ(フリースクール)も学校も同じように学ぶことができるところと考えています。だから、別に学校に行かないとダメだとは思いません。
 そこで「何故?」と思われるかもしれませんが、たとえで挙げますと「E.S.S(エッサッサ)」。この時間は英語を習うのですが、学校の英語とはちがって、言うならば英会話です。実際にアメリカへ行った人の話や洋楽を聞いたりして楽しくすごせて、なおかつ英語も覚えられるという一石二鳥! ほかに例を挙げると、何も予定の入ってない時間などは、私はスタッフの加藤氏にギターを教えてもらっています。ある日、フォロの帰りに私のギターを買うために心斎橋の楽器屋まで一緒に来て、午後8時ごろまでギターを選んでもらい、帰りにマクドナルドでシェイクを飲んで帰りました(笑)。加藤氏は家が京都なので家に帰宅したのは、午後11時ぐらいだったでしょう。それも天神祭りの電車が混む日にいっしょに買いに行ってもらいました。このようなことは学校では絶対できません。ここがフォロ(フリースクール)と学校のちがうところだと思います。
 実際、フリースクールの存在は知られていても内容まで知られていないため、他人に伝えるのは大変で、たまに「学校は?」って聞かれると、いちいち答えるのがめんどうくさくて「今日は創立記念日」なんてごまかすこともあります。したがって、これを読んだ方々には、フリースクールがどのような場所で何をしてるかというのを分かっていただきたいです。子どもをフリースクールに行かせようかどうか考えている親のたいていの方が、学校とどっちのほうが良い? 悪い? で考えているでしょう。しかし、まったく別のジャンルの学習場所と考えていただいたほうがいいです。上記にもありますが、まったく学校とはちがう環境で、まったく学校とはちがうことをして、まったく学校とはちがうことを学んでいます。ところが、子どもに対して「学校とフリースクールどっちのほうが居心地が良い?」なんて聞く大人や記者の方がいらっしゃいます。しかし、私からすれば「ちがうジャンルじゃんっ!」って言いたくなることもしばしばです。最後に一言、私は学校ではなくフォロを見つけられて通えて、良かったと思います。
子どもの声から...