○不登校って、
    いけないことなの?

 ある20代の女性が、こんなふうに語っていたことがあります。「いまがつらいときに、将来のことなんて考えられなかった。それなのに、親や学校の先生は『将来はどうするの?』と言ってくる。自分だって、将来のことは不安だけど、いまがつらいから、それが受けとめられないことには、その先のことなんて考えられなかった。そこをわかってほしいと思う」

 まわり中の子どもたちが学校に行っていて、学校の先にしか生きていく道がないかのように思われている現在の社会のなかで、それでも学校に行かないというのは、子どもにとっては大変なことです。そのあせり、不安、いらだちは測りしれないものがあります。それなのに、親がその火に油を注いでしまったり、あおってしまっては、子どもは追いつめられてしまいます。子どもを何とかしようというより、親自身のあせりなんだということに気づき、自分の問題として考えていくことで、ずいぶん楽になったという話は、とても多く聞きます。

 不登校をマイナスとみて、学校に戻そうと思う尺度からみると、なかなか苦しいばかりですが、学校に行く・行かないは置いておいて、まずは今の子どもを受けとめて、そこから考えていかれるのが、親にとっても、子どもにとっても楽なのではないかと思います。

○どうすればいいの?
○学校に行くのって、
  義務じゃないの?
○進路は大丈夫?
○フリースクールって、
 学校なの?
○通学定期は使えるの?
○NPOって?